
幸せになりたい。
そう思っているのになぜか心が満たされない。
なんだかいつも、ぽっかり胸に穴があいているような感じがする。
幸せが近づいてくると、なんだか怖くなってしまう。
幸せになることを考えているのに、なぜか心が重い。
幸せになりたいのになれていないのは、
幸せにならないように自分で決めているからかもしれません。
幸せにならないように決めているのは自分?
あなたは「幸せ」と聞くと
どんなことをイメージしますか?
美味しいものを食べること
友達と遊ぶこと
大好きなパートナーと楽しく過ごしていること
人によって幸せの価値観はそれぞれです。
ただ、「幸せ」と聞くとなんだか心がざわつく人は
自分が幸せになることに対して、心に何かひっかかりがあるのかもしれません。
幸せを自ら壊してしまう<アッパーリミット>とは
「幸せに耐えられない」
自分で幸せの上限を決めて、
それ以上の幸せをかんじそうになると
自らその幸せを壊したりその幸せから逃げだしたりすることを
アッパーリミットと言います。
例えば
「いつまでこの幸せが続くんだろう」と
不安になって気持ちが落ち込んでしまう。
なぜかケンカを仕掛けてしまい、その場が台無しになってしまう。
楽しかった気持ちが半減してしまう。
などが挙げられます。
なぜ自ら幸せを壊してしまうのか
人は、慣れ親しんだ感情を好みます。
例えそれが自分にとって不快な感情でもあっても
なじみの感情というのは妙な安心感を伴います。
自己肯定感が低いと目の前にある幸せが信じられなかったり、
自分が幸せになることに許可が出せなかったりします。
また、幼少期に安定した幸福感というものを
体験していなかった人はその感情になれていないため
なじみのある、いつもの感情に戻ろうとしまうのです。
<実体験>私が自分に幸せを許可できなかった理由
私の場合は
「幸せになったら昔の悲しかった自分が忘れられてしまう」
という理由で幸せになることを拒んでいました。
(ちなみに当時の口癖は「幸せになりたい」です笑)
親や家族への復讐心のようなものもあったかもしれません。
私はあんなに傷つけられたことを忘れない、
自分だけは忘れちゃいけない。
というような気持ちでした。
幸せになる=過去の辛かった自分がなかったことにされる
という図式だったのだと思います。
復讐心のために自分が不幸のままでいるなんて、
全然生産性がありませんよね。
でも、当時はそんなことも分からず
なんだかいつも心が重たかったのを覚えています。
自分の幸せを許可するためにできること
ではどうしたら
そのアッパーリミットをなくすことができるのでしょうか。
それは、
「幸せになってもいい」と自分に許可することです。
ことあるごとに唱えてみましょう。
デート中、不安がこみ上げてきたら「幸せになってもいい」
楽しい時に変なケンカをふっかけそうになったら「幸せになってもいい」
いつもなら我慢することも「幸せになってもいい」と
唱えてから我慢するかどうか決めましょう。
そうすると、自分がいつも不幸な思考グセをしていることにも
気づくと思います。
すぐには変わりませんが、
じわじわと「幸せ」を怖がる気持ちがなくなっていくのを感じるはずです。
ぜひ、試してみてくだい^^

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