<許す>と<受け入れる>の違いとは?

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許すと受け入れるの違い

許すのと受け入れるのって、どう違うの?

 
結論からいうと
 
「許す」とは「やった側」と「やられた側」がはっきりしていること。自分の感情よりも、起こった出来事への判断だネ。
 
「受け入れる」は起こった出来事や状況に関して自分がどう感じたかまで向き合うこと。深い気づきをともなうこともあるヨ。

は!?

(お、怒っとる)く、詳しく説明していくネ。

「許す」には被害者意識が入っている


「許す」という行為は


明確な「した側」と「された側」に分かれていて、
された側が「許し」ます。


「許している」ときは
「自分は××された人間だ」という被害者意識が残っている状態です。



例)お母さんは子供の頃私に本当に厳しく、つらい幼少期だった。
でも、母は今では反省してるし許そう。



これだとその時の自分の感情には触れていません。
許したつもりでも、あとから苦しくなってしまうかもしれません。 

 

受け入れるとは


それに対して<受けいれる>のは
そこにもう被害者意識のようなものはありません。


ああ、この人はこういう状況だったから自分にこういうことをしたんだ
それに対して自分はこう思っていたんだ

と、そこに対する自分の気持ちともしっかり向き合えている状態です。


「受け入れる」のは
今後も自分が関係をつづけていきたい人に対して有効です。

例)お母さんが私にあんなに厳しくしたのは自分もそうされて生きてきたから
そのやり方しか知らなかったのだろうなあ。でも私は悲しかったしもっと話を聞いて欲しかった。私があんなに悲しかったのは、お母さんのことが大好きだったからだ。



「許す」はされた出来事、状況への判断です。

「受け入れる」は
その状況に対しての自分の思いや感情に目を向けた行為です。

心から受け入れられたときは、
あたたかい感情が湧いてくることもあります。



<重要>無理に許すことも受け入れることもしなくて良い



決して無理に許すことも受け入れることもしなくて良いです。


被害者意識があったっていいんです。


むしろはじめは「自分は被害者だったんだ!」
ということを認めるのが大きな1歩になることもあります。

「許す」「許さない」は人から強制されることではなく
自分の気持ちだけを優先して決めていいことです。


私にも「受け入れたけれど許さないこと」があります。(逆もしかり)

ただ
私のように「許したら楽になると思ってたのに、あれ?楽にならない・・」
と思っている方がいたら、
少しは参考になるのではないかと思い書きました^^

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